2008年10月05日

創業の意外

■2008年10月5日(日)


おはようございます。
今日は日曜日。
今から子供の散歩に行きますが、その前に日記を書きます。

昨日、注文した中古ラケットを受け取るために、2時間だけ会社に行きました。
帰り道、時間があったので5年前にいた創業準備施設(インキュベータ)の前を通ってみたのです。

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少し前に大阪府の予算上、閉鎖すると聞いていましたが…。
金網のフェンスに鉄条網。
こうなると、5年前の思い出がやけに遠く感じます。



自分で事業を起こそう!
そんな人たちが、大挙過ごしてきた施設でした。
若い学生から60歳代まで、会った人は200人以上だと思います。

私も、サラリーマンを辞めた一念発起組として入居しました。
事業のアイデアを元に、会社をつくるのです。
誰もが、将来の成功を楽しみに頑張っていたことを思い出します。



しかし現実は、そういいことばかりではありませんでした。
施設の横に車が通るスロープを見て、思い出しました。

資金に困り、移動販売ビジネスを始めて失敗したなぁ…。
そういえば、荷物をまとめて急な夜逃げをする人を目撃したなぁ…。

会社ができても一人で営業する人も多いですし、雇用ができても数名規模で頑張る人も多いですが、それはまだラッキーな方です。
そもそも事業を始めることができなかった人も、結構いると思います。

サラリーマンを辞めて事業を起こそうとするも、半年1年で就職したりアルバイト生活になるところを、何度となく見てきました。
一方で、数十人以上の社員を抱える大きな会社など、どうしたらそんな短期間に成長するのか、スゴイなぁと思える人もいます。



金網と鉄条網の向こうに、ドラマがあったなぁと思い出します。



しかし、なぜドラマなのか、ということを考えていました。
今思えば、当然のことばかりです。
でも当時は、意外だと思うことばかりだったから、ドラマのように感じるんですね。

ではその「創業してみて、意外だったこと」は何なのか。
これを、帰りの電車の中で考えていました。



1)年配脱サラの人の廃業確率が高い

これは意外でした。
会社で築き上げた人脈と信用を生かせるから、うらやましく思ったものです。
しかし現実には、多くの方が事業を起こしても比較的早く廃業に追い込まれる場合が多いです。


2)手に職を持つ人の方が苦戦しやすい

これも意外でした。
デザインやプログラムなど仕事をとりやすいから、うらやましく思ったものです。
しかし現実には、連日深夜の仕事生活になり人の出入りが安定せず苦戦する場合が多いです。


3)社会経験の無い学生創業の方がうまく成長しやすい

これも意外でした。
社会経験の無い学生に会社なんてうまくいくはずがない、と思っていたものです。
しかし現実には、会社を起こし社員を雇用し、堅実に順調に成長する場合が多いです。



これらは全て、5年前当初には意外に感じていたことばかりです。
でも今は反対です。
今は、理由は分かりませんが、「そうだろうな」と思うことばかりです。



私も、知ってさえいれば過去に回避できた失敗もあれば、今現在も気づかないがために苦労していることもあるんだろうな、と思います。
知識や情報は転がっていても、経験がなければ自分に必要なものだと思えないものなんですよね。

この先、何が起こるんでしょうね。
たぶんもう5年経って振り返れば、当然のように感じることばかりなんだろうと思います。

気楽にやってみるくらいで、ちょうどいいのかもしれません。
情報社会にはなりましたが、知識や情報よりも、まずやってみるという考えは意外に大事なんだな、と思います。



今日も長く書いてしまいました。
ついつい、こうなるんですよね…。

そろそろ子供が騒ぎ始めてきたので、公園に行く準備をします。
それでは今日一日、よい休日を。


posted by kawai at 09:08| Comment(2) | 雑感