おはようございます。
大方2週間、日記をサボりました。
すみません。。。
さて、今日は諺の話です。
毎月ラベルバンク新聞というものを書いていますが、そこに「今月のお気に入り言葉」のようなコーナーがあって、社員投票で決める仕組みになっています。
そこで私の提案が見事にスルーされたので、こちらに書いてみます。
『猫を追うより魚をのけよ』

イメージしてみました。
昔むかし、ある村があったと。
そこではみんな、魚をもっていく猫に困っていた。
皿のうえに魚を置いてたら、いつも猫に取られる。
そこで、みんなで協力して猫を追いかける。
でも、なかなか魚を取り返すのに苦労する。
そんな日が続いていた。
どうすれば猫を捕まえられるかを村中で相談した。
いろんなアイデアが出た。
もっと速く走ることの出来る靴をつくってはどうか。
猫の逃げ道にすべて警備と罠を配置してはどうか。
走る猫に遠くからでも命中する武器をつくってはどうか。
村人は大きく期待した。
これで、魚をとっていく猫の問題が解決すると。
それぞれ予算化され、計画をたて進捗を追った。
しかし、何年経っても思うような成果が上がらない。
速く走る靴はさらに改良され、罠も巧緻を追求した。
武器に至っては実証実験を繰り返し、十回も改良された。
しかし、それでも成果をあげるのはなかなか難しかった。
一向に好転しない状況に、不安と不信感が蔓延した。
誰の責任か、組織の体質の問題かという話にもなった。
しかし、みんな課題の根本には薄々とは気づいていた。
そんなことをもう何年も、ずっと繰り返している村。
そんな村に、ある1人の旅人が訪れた。
村の様子を聞いて、一言、つぶやいた言葉。
そんな感じでしょうか。

今、『猫』を追おうとしていないか?
私も仕事で困っていることや、課題はたくさんあります。
まずは見方や考え方を変えてみること、落ち着いて本質的なものを見ようとすることは、大切なんだなと改めて思います。
私は、仕事の一番の敵は「埋没費用(サンクコスト)」だと思います。
上記の村の例でいえば、これまで靴や罠、武器に投資してきた時間やお金などのコストにあたるのかな。
魚をのけるのは簡単ですが、のけても回収できないコスト。
これがある以上、解決時には一番の敵になるかもしれないですね。
(むしろ簡単に魚をのけられたら問題はないかもしれないですね)
(村で「猫を追う仕事」の一族が偉くなってたりとややこしいし)
さて、そろそろ仕事に戻ります。
書いてたら、いろいろと仕事にとりかかりたくなりました。
出かけていた分、たまってる課題がたくさんありますしね。

#五反田の広州市場。ここは本当にウマイので報告。
連休前の最終日です。
それでは今日も一日、頑張りましょう!