2013年09月20日

キャンプとプロの話

■2013年9月20日(金)



おはようございます。
日記を書こうと思いながら1週間経ってしまいました。

先週土日に、小学校PTAのキャンプに、
この台風(の前の日)のなか子供連れで行った話です。
香川、名古屋、東京と出張でグッタリした翌日の出来事です。
(今週も似たようなものですが…)



最近のキャンプはテントも近代的(らくらく設置)で、
バーベキュー設備もバッチリと思った私が馬鹿でした。

私のほかにも、明らかにインドア的な、
もやしメガネ系パパが大挙、気軽に参加していました。
土曜日は夏日で暑く、それはそれは厳しい1日でしたから・・・。


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#台風で「昔ながらの三角テント(右下)」が浸水する前の姿。
 ※カマボコ型のテントは荷物入れ。こっちのほうが丈夫な気が。


夜、寝ているときに台風の影響か、大雨になりました。
日曜日、朝起きたら左半身が水浸しでした。テントの中でなぜか。
小学生の娘も、起きたらお尻が水浸しと騒いでました。
そのお友達のお父さんは、ずっと足全体が水浸しだったとか。



そんな原始的なキャンプとは思いもしませんでした。
寝る前に、他のお父さんと話していました。

「ヨメが子供のキャンプ荷造りしたけどいらんもんばっかりや」
「サンダルに雨ガッパ、こんな暑いのに防寒具とかいらんわ」

翌朝起きてから、全部必要だったと気づきました…。
夜は寒くて寝袋に入ってました。山をなめてました。



日中は子供たちの面倒みて薪割りして火を熾し煙にまみれます。
メニューは鶏の丸焼き(頭、足付き。みんなで切りました。)。
改造一斗缶による炭火焼調理は、一般的なんでしょうか。


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#薪割り⇔炭焼きの番人。2日くらい煙の匂いがとれません。


こんなキャンプは、小学生のとき以来です。
びっくりしましたが、同時に感心もしていました。

台風で雨がひどく、サバイバル的な環境を生んだのもあるでしょう。
妻は「大雨なのに」と運営者とケンカしないか心配してたそうです。
でもこんな状況になると、少し変わるのかもしれません。

翌朝、少し晴れたときリーダーがせっせと昼の準備をしていました。
それをみて、なんというのか、感心してしまいました。


人質が犯人に同調するようなアレでしょうか。
極限の状況にあると、えもいえぬ心境になるもんだと思いました。

分かることは、子供たちは喜んでいたことです。
それを一生懸命考えていたキャンプリーダーはプロだと思います。


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#子供たちには、本当にいい思い出になったと思います。


普段仕事では偉そうにしていますが、自然の前では素人です。
本当に、大人の私もいろいろ勉強になったキャンプでした。

薪割りによる筋肉痛と煙まみれは程々にしたいですが、
それにしても、「あんなプロになってみたい」と思わせるものでした。
私も努力しようと思います。

仕事での目指すプロの姿ってなんでしょうね。
仕事での大雨台風にあたるもの、予測できる災害はなんでしょう。
仕事での雨ガッパや防寒具は、なんでしょうね。
そして仕事での、子供たちの喜ぶ姿にあたるものは・・・。



そんなことを考えさせられた休日でした。
自然をよく知り、付き合っていけるようになりたいですね。
とにかく頑張りたいと思います。

あ、仕事しないといけないです。
しかも気づけば、金曜日になってますね。

今週も残すところわずかですが、頑張っていきましょう!
posted by kawai at 07:11| 雑感